旭川医科大学は、遙か大雪山連峰の雄大な山並みを望む北海道第二の都市・旭川の地で、1973年(昭和48年)に開学いたしました。以来40年、「地域医療に根ざした医療、福祉の向上」を建学の理念に掲げ、広い北海道における医学研究の拠点として、積極的に活動を展開して参りました。 医学部医学科に加え、1996年(平成8年)には看護学科も設置し、医学・看護学研究の最先端拠点として、寄せられるハイレベルな期待に応えております。 平成20年度からは地域医療を担う医師を育てるためにも"地域枠"制度を導入しました。これは、北海道在住者に大きく門戸を広げ、地域医療の担い手を地元から育てていくことを目的とした制度で、その結果、近年は道内出身者が入学定員の7割前後を占めるまでになっています。 地域間の医療格差是正を目指し、1999年(平成11年)、全国で唯一設置された遠隔医療センターは、現在、日本国内の他、アジアやアメリカなど国外へも拡大し合計54の医療拠点とネットワークを形成して参りました。建学の理念に掲げた地域医療への想いと最先端ICT技術が融合した施設として、本学の遠隔医療センターも医療支援の現場で積極的に活用されています。 地域の皆さんを対象にした公開講座や、各分野の専門家を自治体の要請に応じて派遣する派遣講座、そして、身近な健康管理情報や「病気にならないための健康知識」をインターネットで提供している"北海道メディカルミュージアム"の実施などを推進し、地域に開かれた大学としての更なる充実を図ります。 今後も、建学の精神でもある地域医療の原点に立ちながら、最先端医学・医療の教育・研究に教職員が一丸となって新たなチャレンジを続けて参ります。 皆様のご支援ご協力を、どうかよろしくお願い申し上げます。
吉田 晃敏独自ページ
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